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アタシの手首
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作詞 ☆彡 |
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アタシの服の中には、
無数の傷跡。
アタシの制服のポケットの中には、
いつもカッター。
どうしてだろう。と、いつも思うよ。
一回あなたは「そんなことやめな。」と
言ってくれたね。
けれどアタシにとってはそれが苦痛だったんだ。
あなたは心配してくれただけかもしれないけど。
親や友達。イトコや兄弟。
皆がキツい言葉で責めてくる。
やめて。
はなして。
アタシを自由にさせて。
束縛しないで・・・。
アタシの手首には、
縫った後まであるね。
あなたはそれを見て、
アタシの為に泣いてくれたね。
本当はとても嬉しかった。
でもアタシ、素直じゃないから。
泣かないでよ。何て言っちゃった。
アタシ本当は悲しかったんだよ。
素直になれないアタシにムカついて、
また切っちゃったんだ。
どうしても、やめられないのかな。
お願い。お願いだから、
腕を切るアタシを、
嫌いにならないで。
人からの愛情を、
素直に受け取りたかった。
本当は嬉しいけれど、
素直に喜ぶ方法が分からないアタシ。
どうしてこんなバカに生まれてきたんだろう?
どうしてこんな事をしているんだろう?
けれどお願い。お願いだから、
腕を切るアタシを、
嫌いにならないで。
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