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終電ホーム
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作詞 未都 |
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終電なくなった駅のホームを
だらだらと二人
歩いた
離せない繋いだ手と
何処にも行けないあたしたち
言葉も交わせないまんま
何もできずに繋いだ手の力を強めた
帰りたくないとか
帰らせないとか
今のあたしたちには必要ない言葉
好き一つ言えない口でいったいどんな言葉が語れるのだろう
沈黙が痛い
静けさが痛い
繋いだ手と手の方が
もっともっと
熱くて痛い
行き止まり
瀬戸際
ぎりぎりな二人
何処にも行けないまんま
あたしたちは
また
繋いだ手の力を強めた
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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