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ピアノ
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作詞 詩乃 |
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あなたの弾くピアノ
私は凄く好きだった
そんなに好きじゃない曲も
何だかとても新鮮に聞こえたよ・・・・・
ピアノの前に座るあなたは
とても真剣に楽譜を睨んでいたね
間違えると
「少し難しいや」って、悪戯っぽく笑ってくれたね
本当に大好きだった
ピアノもあなたも
いつも触れられるピアノや
いつも睨まれる楽譜に嫉妬するくらい
大好きだったよ
今はもう、聞くことは出来ない
きっとあなたは
今は違う人の元で
ピアノを弾いてるんだろうね
あなたが最後に聞かせてくれた曲
私も頑張って覚えたよ
最初は、楽譜の名前を見て驚いた
そのときの私たちにぴったりのタイトルだったから
「別れの曲」っていうんだね
最後のあなたの演出
曲と共に思い出に残りました
最後までピアノを聞かせてくれたあなたは
きっとピアノ以上に私を愛してくれたんですね
今はこの声さえも届かないけど・・・・・
・・・・・・ありがとう
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