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季節・風
作詞 水都 響
いつものように時は流れ 今
“最期”(さいご)という名の 花が散る
ふと見上げる空は いつもよりまして
青く澄み渡っていたよ

今でもよみがえる 色鮮やかな 風
でも 通り過ぎていったものに
“帰路”(きろ)という名の道はない
ただ空高く 舞い上がるだけ

淡く 儚い花びらは
今また 地上に舞い堕ちることは ない

*思い出のパズル 拾い集め
 心のトビラに 飾り 見る
 あの場所の土を 再び
 踏みしめようとも
 そこには もう あの日のぬくもりはない
 叶わない夢は 遠すぎて
 今はもう 君はいない


現実という名の 今がつかめず
夕日の差し込む 一人の教室
大好きな場所なのに 何故か
今日は 涙だけが込み上げた

“一緒”という幸せに 気づいたときは もう
風と共に こぼれ落ちていった 砂
季節は巡り 風も変わる
求めるものは もう ひとつとして残らない

いくつ日々を重ねれば
安らぎの夜が くるのだろう

*目の前のトビラを 開け放てば
 どんな未来(あした)があるのだろう
 みんなで進んだ 一歩でさえ
 一人では ただ 重く思う
 あの頃の影を 求めても
 もう あの頃には
 還れない


散り逝くと知った 僕は
それでも花のように
強く根をはり 生きられたのか
色鮮やかな 日々を・・・


今年も また
指をすり抜けてゆく  季節風...

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歌詞タイトル 季節・風
公開日 2005/01/30
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カテゴリ
コメント 3年前、初めて作詞をし始めた年の最後に作ったものです。もうすぐ卒業の季節です。今までの毎日が当たり前だと思っていたのに、急になくなってしまった、あの日をそのままかきました。
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