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けんたろう
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作詞 音生 |
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ぃっだったヵな?最初にあなたと会ったとき、
物心つくまえヵら、イツモイッショにぃて
いつだったヵな?ぁたし、
「けんちゃんといっしょにけっこんする」なんて言ってたっけ…
春が来て、夏が来て、秋が来て
中学校最初の春が来て。
身体測定のとき
「俺、165cm」「花子は?」
…おどろいた
「165cm?」ちょっと前まで、ァたしのほうが「大きかった」のに
「花子?」ちょっと前まで、「はなちゃん」だったのに
「俺?」ちょっと前まで、「ぼく」だったのに
「ちょっと前」っていつだろうね、
あたしの知らない間に、
ぼくから卒業して、花子って呼ばれてて
背も肩幅も手も
あたしの、シラナイ「けんちゃん」に、なってたんだね。
そういえば、
最近ぁんたと話さなくなったよね。
ぁたしょり高かった声、低くなってきたよね。
ボサボサ頭、治してくるようになったよね
カッコヨクなったよね
ねぇ。健太郎。あたし。あんたといると。顔赤くなるんだょ。このまま時がとまればいい。いっしょにいたい。そう思うようになってきたんだよ。
たまたま、帰り道がいっしょだったとき
あんた言ったね。
「お前のこと好きだったんだ」
知ってた。もう。ぁんたに対する自分の気持ちも、
知ってて、気づかないフリをしてたんだ。
フラレルのが怖いんじゃぁなくって
勇気がないわけでもなくて
嫌われるのが怖いんじゃぁなくって
ただただ、「こども」でいたかっただけなんだよ。
あんたがそうなったように、みんな大人になっていく。
せめて、あんただけは、「こどものけんちゃん」でいてほしかっただけなの。
冗談言ったり、笑ったり、けんかしたり。。。
それだけで、楽しいだけで。あなたがそばにいてくれさえすれば、
そこは。もう「安らぎの場」なんだよ。
ぃつヵらだったヵな。
あたしの中ではぃつもぁんたは、立派な「男の子・健太郎」だったんだよ。
「ずっとずっと いっしょにいたいね」
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