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強弱逆転論理彼女
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作詞 霧闇 |
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必死に強がってた 弱くなんかないんだって
無駄にカッコつけた 泣いたりしないんだって
何も怖くないんだって。
本当はガクガク震えてる足元を
釘を打ち付けるように止める
今度はその釘が痛くて
地に付きそうな膝間接を
曲がらないように針金で縫い付けた
無意味な悪循環
昔はいつだって泣いてた
誰も気づいてくれなかった
誰も拭ってはくれなかった
涙の意味も知らずに、笑われた。
それが、怖くて仕方なかった。
だから
必死に強がってた 弱くなんかないんだって
無駄にカッコつけた 泣いたりしないんだって
何も怖くないんだって。
君が突きつけた言の葉を聴くまでは
『泣けもしない臆病者。』
僕の中で、全ての価値観が壊れた気がした。
怖いもの知らずは、早死にすると
カッコつけた偽りは、弱さを見られたくない
弱さだと。
「強いってこと。それは、」
泣きじゃくりながら 助けを叫びながら
カッコ悪い部分も 弱虫の部分も
全部さらけ出して
震えながら怯えながら
それでも何かに立ち向かえる人だと
「私は思うよ。」
そう言って微笑んだ彼女の笑顔は
視界が滲んで暈けて見えなかった
必死に強がってた 弱くなんかないんだって
無駄にカッコつけた 泣いたりしないんだって
何も怖くないんだって。
弱さと強さは逆転した
『もし、怯えすぎて歩けなくなったら』
『私が手を引いてあげる。』
愛しいあなたの手によって。
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