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夏(か
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作詞 鼎 高魅 |
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真夜中に降るこの雨は冷たく
僕の体を冷まして
蚊取り線香の煙は刻々と
時の流れを知らせた
雨が薫る夏の初め君の影が濃くなる
水溜りを覗き込めば映し出される君の影
雨音泣き止まぬ君がいない夏の夜
あんな日の事等忘れてしまえば
雨音泣き叫ぶ君がいた夢の跡
忘れることが出来ぬ去年の夏
一年前の想い出は眩しく
僕の泪を照らして
戻らぬ君に想いを寄せて
空回りする傷心
燃え続ける線香の火君の影が少し
薄くなった様な気がした哀し過ぎる時の性
雨音鳴き続け夏の始まりを告げ
君との別れをそっと奏でる
雨音泣き止んだ君が去った夢の跡
滴り落ちる雫あの日の想い
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