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15の春
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作詞 萌恵 |
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3月の風はまだ少し冷たく
僕らの間をすり抜けていく
教室に迷い込んできた花びらは
やがてくる季節を思わせるよ
「これからもずっと一緒にいよう」と
あなたの目も見ず僕は言った
それは儚い約束であることを胸に秘め
あなたは優しく笑って見せた
夕日の坂道でいつも僕の前を歩くあなたの後ろ姿が
今日はなんだか世界で一番きれいに見えた気がした
頬を染まらせた僕と雲はいつまでもあなたの影を追いかける
ごまかしばかりが続くよ 15の春
広い星 何億分の確率
いろんな偶然を重ねながら
僕らは出会い一つの時間を過ごしたことも
いつかあなたは誰かに思い出として語るのでしょう
夕日の坂道でもし僕があなたを抱きしめることができたら
あの日言った言葉もあなたの目を見て言えたのかな
頬を染まらせた僕と雲は続いてく道にあなたの影を見た
何も変えることできずに 15の春
夕日の坂道にやがて雨が降り注ぎ僕らをぬらしても
空は変わらず坂道を夕色に染め続けてる
だけど僕らの恋は夕色に染まらず変わりつづけていく
「好き」も「さよなら」も言えずに 15の春
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