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―\僕の落ち度、君の涙―\
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作詞 ミナセ |
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君の涙を拭えなかったのは
僕の落ち度でもあったけど
君が涙を流すのは
僕の落ち度ではない
弱いわけじゃない
優しいから君は泣いた
それくらい知っていた
だけど僕は君の涙を
拭えなかった
拭わなかった
君は僕にたくさんの笑顔をくれた
数えきれない位の・・・
でも僕が君にあげたものと言えば
涙だけだったと思う
僕が辛いとき かわりに君が泣いてくれた
その涙を拭ってしまえば
君の気持ちにこたえた事になってしまう
それだけはできないと何度も心に言い聞かせた
友情だけで君の心を
傷つけたくなかったから
僕が君にあげられたのは
涙のほかになかった
僕は自分のためには泣けなかった
それはプライドでもあり 貫きたい芯でもあった
だから君は泣いてくれた
でも僕はそれがまた辛かった
もしもう一度君に会っても
僕の気持ちは変わらないだろう
でもいつか君がいなくなった時に
初めて後悔の涙を 君のために流せるだろう
友情だけで君の心を
傷つけたくなかったから
君の心を傷つけたと
僕自身も傷つきたくなかったから
友情だけで君の心を
傷つけたくなかったから
僕が君にあげられたのは
涙のほかになかった
涙のほかに 何もなかった
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