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悲恋×紫×紫陽花
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作詞 Kyo |
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暗い此の旅路は私の心を迷わせる
行き交う人の表情も傘に隠れ何故か悲しく思えた
静かな雨音は少し淋しささえ覚える
道を歩く足取りも自然に重く成って行く様に感じた
薄暗く広がる長い雲が作り出す今の天候
此の空の表情はまるで今の私の様
雨水が優しく私の頬を伝う
涙の軌跡さえも隠してしまう程に
流れ落ちる雫が一つまた一つ増えて行く
溢れる此の想いと共に
雲が切れた空は人々の視線を集める
街を彩る物は少なく成り次第に元に戻る
雨上がりの空の下は新たな気持ちが芽生える
何か良い事が有りそうな気がして思わず立ち止まった
手を伸ばした先には濡れた紫陽花の花
此の水は何時に成ったら渇きますか?
水溜りが私の心を映し出す
静かな筈なのに涙で広がる波紋
滴で輝く紫陽花を見つめてふと思う
私は此の侭で良いの…?
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