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愛しいあなたへ
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作詞 mami |
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いつも隣にいてくれたアナタ。
寂しいときはいつもそばにいてくれて、泣きたい時は胸かしてくれて・・・そんなアナタが大好きだった。
たとえ思い合えなくても、アナタのそばにいれたらいいって思ってた。・・・・去年の夏。アナタは何の予告もなく、 帰らぬ人になった。。。
・・・ガンだった。。移転が早くて、気付いた時にはもぅ手遅れだったらしい。。。
ねぇ?どうして??どうして一言も言ってくれなかったの?なんで私の悩みばっかり聞いて、自分の事は一言も言わなかったの?ねぇ?・・・・苦しくなった。。目の前が真っ暗になっで、窒息しそうなくらい苦しくて、悲しくて・・・そして、気付けなかった自分に腹が立った。何も出来なかった自分が悔しかった。。。 どんなに、どんなに泣き叫んでも、枯れない涙を流しても、、もぅアナタは帰ってこない。。
冷たくなったあなたの肌、大好きだった大きな手。
今はもぅ、ひんやりして、アナタの温もり・・・
感じられないよ・・・
・・・・今年の春。私の元に一通の手紙が届いた。
宛名だけで、名前も住所も書いてなかったけど、すぐにアナタのだってわかった。
「この手紙が届く頃、僕は君の隣にはいないと思う。僕は多分、天国で幸せに暮らしている頃なんじゃないかなぁ。・・・この手紙を書いたのは、何も言わずにこの世を去る事、今まで色々迷惑かけた事をお詫びしたかったからです。何も言わなかったのは、アナタが頼りないだとか、大切に思ってないだとか、そんな事では一切ありません。むしろ、大切だからこそ言えませんでした・・。僕がガンだと分かった時、すでにガンは体中にあって、僕の体をボロボロにしていました。 日増しに髪は抜け落ちて、アナタが好きだと言ってくれた手も、細くなって血色の悪い、気持ちの悪いものになっていました。こんな僕をアナタにだけは見られたくなっかった。ずっと完璧だった僕を覚えていて欲しかったから。元気で笑っている僕を覚えていて欲しかった。・・・だから言えなかった。ごめんなさい。
アナタは僕にとって特別だから、親や友達、全てを捨てても良いと思えた唯一の人だから・・大切にしたかったから・・。もぅ遅いかもしれないけど、伝えたい。・・僕は君が好きだ。君の笑顔も、君のしぐさも、全て愛しくて、今すぐ君を抱きしめたい。壊れるぐらいに、抱きしめてやりたかった。今でも、この気持ちは変わりません。これから先も、天国にいても・・・・
ずっとずっと、変わらぬ愛で、君を愛しています。
これだけは伝えたかった。知って欲しかった。だから手紙を書きました。
僕は今、空の上にいるけれど、ずっと君を見てるから、ずっと君を照らすから、だから、前向いて歩いていって下さい。」
・・・・大好きだったアナタからの手紙。
また涙が溢れて、止まらなくなって、苦しくなって・・・でも、前のように空っぽじゃない。心にアナタがいる。私を心から愛してくれたアナタの愛で満たされてる。だから私も前に進もう。少しずつ、少しずつ、歩いていこう。
だから、ずっとずっと、私を照らしていてね。
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