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Over Days
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作詞 稲津真一 |
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二人並んで歩いた並木道は
ちょうど一年前のようで
あの頃と変わらない景色は
少しだけ大人びた秋の色
淋しさの片隅にあるのは
淡い恋の想い出
君以上に人を愛すことはないと
そういえば思っていた
回り道を繰り返した末
昔の関係【なか】に戻ったけれど
初デートの帰りにとったプリクラは
携帯の裏にはったまま
どうして二人は巡り会ったのだろう
身を寄せ合うほど傷ついて
素直に好きだと云えないなんて
ドラマの中の話だと思っていたのに
別れた後に相手のいいところばかり
思い出すってよく言われてるけど
やっぱり離れてみると君の
癖や仕草が忘れられない
忙しかった休日も今じゃ
昼近くまで寝過ごして
君のバイト先のコンビニは
気づかないふりで素通りしてる
どうして二人は巡り会ったのだろう
星の数ほどある切なさを
一体何をどうすれば
きれいさっぱり忘れられるのだろう
何年か後に君と出会ったら
どんな顔すりゃいいのかな
たぶん僕らの過去は
セピア色になっているのだろう
どうして二人は巡り会ったのだろう
同じ瞬間【とき】同じ場所に居たかった
二時間待ちで見た人気の映画の
二人のような恋はできなかった
あの日の二人は これからの未来のために…
だから二人は巡り会ったのだろう
前より少し強くなれたから終わった恋はもう忘れよう
次の恋を見つけにゆこう
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