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新世
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作詞 川上春来 |
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間違えて履いた大きな靴
涙ながら引きずって歩いた道
風の吹く大きなビルの前
風小僧が 僕の帽子を盗む
静かに開くガラスの扉
果てしなく続くタイルの廊下
肩に掛かる大きな リュックの中
手探りで大きな手に差しだして
手のひらに残ったのは乾電池
はめ込んだ僕の体はふわり
いつの間にか階段駆け上り
青い空見上げて僕は叫んだ
気づけばリュックの中は空
出もなぜか大きな靴はぴったんこ
涙もどこか置き忘れたみたい
風も今では友達で
明日の夢はもう見れなくなった
けど僕には何か生まれたんだ
初めて君へのプレゼント
肩のリュックに詰め込んで
走れ 走れ 天に向かって
君の待つ 僕の故郷へ
足にからみついた透明なすすき
明日を知らせる赤い太陽
揺れる雲に迷わず突き進んだ
僕の顔は今…
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