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ストレート
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作詞 氷薙 |
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「変化球なんて投げれねぇ
放れる球は直球(コイツ)だけ」
昔読んでた野球マンガに
こんな主人公(ヤツ)がいたっけな
打たれて終わるに決まってるって
はじめはみんな笑うんだ
相棒だっていないから
マウンドじゃいつもひとりでさ
考えてみりゃ おかしなもんだ
やってけるなんてありえねぇ
でも妙に気にしちまうのは
ソイツが自分にないものを
持ってたりなんかするからでしょう
「打てるもんなら打ってみろ」
アイツはいつも言ってたな
いつでも鼻で笑いながら
自信満々に言ってたな
結局最後は三振で
気づけば1番(エース)の背番号
相棒は前に座ってるから
マウンドじゃいつも背中押されて
考えてみりゃ おかしなもんだ
打たれねぇなんてありえねぇ
でも妙に肩持っちまうのは
ソイツが自分にないものを
持ってたりなんかするからでしょう
そういやヤツは言ってたな
「変化球なんて投げれねぇ
オレはそんなに器用じゃねぇ」
なんだ オレと同じじゃねぇか
考えてみりゃ 当たり前だな
打たれるなんてありえねぇ
だっていつでも全力投球
ソイツの投げるボールには
魂こもってるんだから
今日からオレも やってみよう
できねぇなんて思わねぇ
不器用なりに全力投球
失敗だって怖がらず
直球勝負してやろう
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