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歌舞伎
作詞 和飯
竜宮城へ招かれた
浦島太郎
故郷は彼方遠くへ
やさしき母もおいて
求めたのは極楽

美しき姫と召使いたち
真珠の散りばめられた
庭で食べるはごちそう
この世とは思えぬほどの
”ニセモノ”

美しき姫は面をつけた般若
召使いは魂ぬかれた人形
真珠のごとき眼が見つめるのは
元の形を留めぬ皿の上の我が身

すべてを知った
浦島太郎
逃げたあとの海の底
笑うのは
面を外した般若

箱からは線香の香り
すべては自分を弔うため

鏡に写るは飢鬼

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歌詞タイトル 歌舞伎
公開日 2004/12/15
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カテゴリ
コメント 浦島太郎です。「真珠の散りばめられた庭で食べるはごちそう」「真珠のごとき眼が見つめるのは元の形を留めぬ皿の上の我が身」。つまり真珠は人の目でごちそうは人の肉ってコトです(オエッ!)
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