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White Flower
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作詞 兎朋 |
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ふと気づいたよ 凍える息に
白や赤で彩られた世界に一人
色を持たない僕は
うらやましがるだけで
つぼみの中に逃げ込んだ
ただただ吹き付ける風は冷たく
ただただ僕は揺れていた
いつ晴れるかわからないあの空見上げ
涙流して願うばかり
〜君は色が欲しいの?
そのため何をしてきたの?
僕は光で照らせるけど
色のない君を
輝かせることはできないんだ〜
ふと気づいたよ 弱い心に
ひどく寒いこの孤独な世界に一人
色を持たない僕は
動けなかったじゃなくて
根をはりここから動かなかった
今では取り囲むつぼみは硬く
それでも僕は咲きたくて
いつになるかわからないこの夢抱え
弱さという名の根を捨てた
〜僕が咲かせた花には
色はついてなかったけど
涙でかすんだ空からは
白く輝いた
花びらがふわりと舞い降りてきた〜
〜僕を包んでくれた
僕に白をくれたんだ
溢れる涙を止めないと
ひと時の夢も
溶けて消えてしまうかな〜
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