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innocence...
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作詞 もち子 |
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辺りを見渡せば マフラー 手袋 白い息
すっかり 星空がきれいな季節
君と手をつないで歩いた堤防
暗闇に咲いた花火の空は
心の奥の方に隠してしまった
夜空に打ち上がった音と共に 君の声は消え
僕の左手からは 君の右手が消えた
ポケットにしまった温もりは
泣いて謝ってた君の顔を 今でも思い出させる
あれからどれくらい 走って 叫んで
君の名を繰り返し どこかに落としてきた
夢から覚めれば 想って 泣いて
君の名を繰り返し 手探りで探してる
学校の帰り道 ふいに1本の電話
『元気?』と言った君の声は 微かに震えてた
あの夏の日 心に誓った
『僕が君を・・・』どうするって言うんだ
ただ 思いこみでもいい 勘違いでもいい
君には僕が必用なんだ
僕に君が必用だから
疲れ切った自転車 全力でこいで こいで
1秒でも速く 君のとこへ
あの頃ガムシャラに 拾って 捨てて
君の名まで手放して 時が止まり 立ちつくした
夢から覚めれば 想って 泣いて
君の名を繰り返し 手探りで探してた
呼吸に合わせて白い息 自転車で20分 駅に到着
久しぶりに見た君は なんだか君じゃないみたい
僕を見上げた君は あの夏の日みたいに謝るばかり
『大丈夫』 よくわからないけど そんな気がした
あれからどれくらい なくして 探して
今なら君の名 呼ぶことができる
夢から覚めたよう みつけて 笑った
君の名をやっと この手で抱きしめられるよ
君と手をつないで あの夏の日みたい
僕の左手は 君の右手のためにあるみたい
涙なんかふいて きっと僕も君と同じ気持ち
だから 手をつないで 一緒に帰ろう
僕が君を・・・守るから
僕が君を・・・もう一度
『僕が君を・・・愛してる』
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