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●叶エ。●
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作詞 ●ピー音● |
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いつも いつも 手を握り返してくれた君が
たまらなく たまらなく 愛しかった
あの日にも この冬も 君の手を待っていた
もう二度と 触れる事 無いのに
冷たく震えた小さな君の手を
握るのは僕の右手じゃなかったの
握るものを失くした
欲しい物はわかっているのに
いつも いつも 僕に笑ってくれた君を
かぎりなく かぎりなく 愛したかった
最後の日 ごめんねと 泣きまくった君が今でも
何よりも 何よりも 愛しいというのに
冷たく震えた小さな君の肩を
抱きたかった それだけじゃ駄目で
何もできなくなった右手は
それでもあたたかいままで
覚えてる 君が言ってくれた言葉
『あったかい手が好きだ』って何度何度も
この季節 君の手がなくて
冬だって気付けなかった
ねぇ忘れないで この手のぬくもりだけ
僕だけ忘れて これからの君の為に
覚えていて あの冬だけは『誰か』の手で
君が『あったかい』と笑った事を
さようなら
冷たかった君と左手
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