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The Rotting Heart
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作詞 利紀 |
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今なら何も怖くない気がした
生きることも 死ぬことも
ゆっくりと流れる雫を見つめては
憎しみが心を支配してゆく
痛みなど感じない
毎日が充分痛かったからね
尖ったモノで突き刺してみろ
流れるのは赤の雫だけだから
透明な粒は零れ落ちない
突き刺してからひねってみろ
汚い音でえぐれる夢
目を閉じないで見ておこう
消えてしまう夢を眺めておこう
振り払うと飛んでゆく雫
染められてゆくのは部屋の壁
どっぷりと染みついて
じっくりと見透かされる 臆病な生き方
汚い雫が止まれば
流れ落ちるのは透明な粒
すくえる位の少なさで
心を満たすのは何故だろう
腐った体を切り裂くのは
ただ光っているだけの夢
何もできないくせして ただ
すべてを切り刻んでゆく
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