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呪文と踊り
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作詞 誇和 |
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東の森に剣 西の泉に旗 叫べ
少女は砂漠に 軽快な足取り 踊る
始まりはこの場所 終わりは扉のどちら側
問いかけは神殿の奥から響く声
彼方を望むなら竜の轟きにかき消されぬよう
高い塔に石を積め 窓に錠は無い
悠を探すなら木魂の囁きに惑わされぬよう
鎖で繋がれた手足重い
まるで呪文を唱える魔道士の如く
止む事の無い音楽に身を任せて
今 誰かの為と口にすることも無く 凍えた爪先で
風が 剣と旗と希望 手にして
踊るよ
剣を振り翳して 旗でくうを切って
始まりは東の森 終わりは西の泉
その名は恵みの少女 砂漠の門番
呪文を忘れたのか
少女は 踊る
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