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飽き風
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作詞 梢 |
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頭の中をめぐる 最後の言葉
どうにかして どこかに置いてきたいのに
あぁ そう思えば思うほど
しがみついて ついて 離れない
いるはずのない街中で 彼を探してしまう
それは好きということではなく
想い出の名残りなのだと 強がる
かじかむ手に持つ缶コーヒーの 温かさを
彼の体温と勘ちがいし
想い出す過去に あぁ 少し溺れて
ハッと気づく寒さに 涙する
二人がいた軌跡 ひとつひとつ
たどり探す 別れへの始まりを
なにもかもあなた信じて 今までしてきたこと
もしかして初めから全て
間違いだったのかと嫌悪に 陥る
激しい飽き風に吹かれて 凍えて
もうあなたの心 ここにないこと
思い知る今に あぁ とても疲れて
舞い散る枯葉に紛れ 姿暗ます
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