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青と白
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作詞 たんぽぽ |
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いつからだろう。
本当はきっと気付いていた。
でも気付かないふりをしていた。
君が好きだったから。
過ぎ去る日々は待ってなんかくれなくって
僕だけが只一人残されていく。
僕がなくしたものをただ探していただけなのに。
時は待ってなんかくれない。
夕暮れがにじんでた道。
出口のない青を埋めていく白。
それをただ見つめていたら涙があふれてきて止まらなくなった。
きっと君もそうだった様にぼくもきっとそうなんだ。
果てしないこの道をふたりで歩いていけると思っていたのに。
いつからか遠く辿りつけない地と変わっていったんだ。
果てしないこの未知をふたりで。
終わる事の無いこの長い道を。
ただ歩いていけると信じてた。願ってた。
白が青を埋めていくのを見届けるまで・・。
感じてた永遠と現実は遠く。
『失いたくない』ものは日に日に増えていって。
あふれてしまった時、初めて涙がこぼれた。
ずっとこのまま閉じ込めていけると思ってた。
青が白を埋めていくよ。
果てしないこの道をふたりで。
手を繋ぎ今日も明日もずっと。
ただ歩きつづければいつかきっと見えてくると信じてた。
終わる事の無いこの未知をふたりで。
行きつく場所は決まっていなくても。
君がいれば平気だとそう信じていた。
白が青を埋めていくよ。
果てしないこの道をふたりで。
涙こらえてしっかり足を踏んで。
ふたりでこの長い道をずっと歩いていけると信じてた。
戻らない愛を胸に閉まって繰り返してく思い出を抱いて。
次への未知へ歩いていく為にここから離れていくよ。
君との別れを惜しみながら
どうしようもない時に逆らって
今日からはふたりまた違う明日を信じて歩き出し始めたんだよ。
青が白を埋め始めたよ。
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