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からっぽ
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作詞 未央 |
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「行かなくちゃいけない」所がある
と言うことは知っている
「時には耐えなきゃいけない」って言うのも
わかっている
そう、人のせいにしちゃいけないことも
もっと強くならなくちゃいけないことも
逃げたって行く宛てなんて何処にもないことも
散々強がっていたくせに
僕はまた自分の心に負けそうになっている
いや、もう負けてしまったのかな?
ただ僕を追いつめるだけ追いつめてきたアイツを
耐えることもできない、ただ悲鳴を上げるしかできない
この心を殺したくて仕方なかった
そして、そんなふうに想うしかできない自分が
嫌で、嫌で仕方なかった
ほんの小さな物音で耳をを塞ごうとした
僕はもう何も聞きたくないんだよ
僕はきっと誰よりも耳が良いから
聞きたくないものまで聞こえてしまう
人の心の声まで聞こえちゃうものだから
僕は人のぬくもりに触れるのを恐れた
近づけばきっとまた離れてしまう
それなら遠くからただ見つめてるほうがいい
「誰かにわかってもらいたい」って気持ちは
棄ててしまった
ただ笑っていようと心に誓った
一人ぼっちじゃないってわかっていても
やっぱり僕は孤独(ひとり)だから
もう、無駄な涙も流すのはやめてしまおう
明日になればまた僕は独りぼっちだ...
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