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空がきれいに咲いた日
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作詞 川上春来 |
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何かを見つめすぎて 暗い方へと進む足
長く遠い日の中から見つけた宝石
白い道の途中に赤い落ち葉はらはらと
明日見えず立ち止まって こぼれ落ちる‥
光が欲しいと上を向いて歩いたあの日々
淡く淋しい過去色に染まっていく風景
青い山の切れ切れに揺れる赤い夕陽
淋し淋しと胸に手を当て 1人旅
まだ悲しいと君は言うのかね
石ころ蹴って言うのかね
明日までの白い道を1人歩いてるつもりかね
白い星ただただ見つめ 絨毯に寝転んだ
「ありがとう」言えぬまま拾い集めた
誰かから授かった数々の愛や言葉
拾っても拾っても君には拾いきれない
波際に置いてあった古ビンの緑青(ろくしょう)色
向こうの国が見えるような不思議な錯覚
笑うヒトの涙の中で溺れていっそ死んだなら
悲しみの本当の意味掴むこと出来るでしょう
まだ夢を見ぬと君は言うのかね
ビンの中で小さくなって
今日は青い桜の花が一輪咲いた日だから
また生命を捨てるというのかね
澄んだ海見て言うのかね
今日は空がきれいに咲いた記念日だから
そっとしまっておこう
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