|
|
|
忘れていた自分
|
作詞 中嶋愛 |
|
人ごみに紛れた自分の存在さえ忘れてる
今の時代の朝なんか何度来たって
同じ事を繰り返してるだけで 考えもしない
遠いあの日の記憶を
その記憶だけで探してる
忘れていたモノを取り戻そうなんて
大切なら大切なだけ思いが落ちてゆく
それだけを拾い集めながら明日に進んでゆく
覚えきれないモノは形として残しながら
幼かったあの日から今も 大人になれずにいた
いつからかな こんなに臆病になったのは
飾り物を付けて 自分を強く見せるようになったのは
偽善してる自分を大事にしてた
偽悪してる他人の「強さ」という言葉を大事にしまって置くだけ
街の隙間の段々と薄れてゆく忘れかけてたモノを
雨が降る朝に
元の自分に 幼い頃の自分を探してしまってるだけ
大切なら大切なだけ想いが溢れてゆく
覚えきれないモノは形として残しながら
大人になれた今も 大人のルールを知らないのに
戻りたいなんて思いながら
いつからかな こんなに臆病になったのは
飾り物を付けて 自分を強く見せるようになったのは
「優しさ」という言葉の意味を理解しようとしているだけ
雨が止む朝に
今の自分に これから「強さ」を持てと言い聞かせてるだけ
今の自分を少しずつ確かめながら
|
|
|