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「さよなら」
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作詞 大阪人 |
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寂しげな鳥が今
小さな羽を広げて
黄昏の空を見上げる
涙に濡れた羽では
飛ぶ事もできずに
ただ沈みゆく夕日を見つめる
別れを強いられた時に
気付く「さよなら」の恐さ
何もない空にひとつ
青白い月が浮かんだ
悲しげな鳥が今
小さな愛を胸に抱き
星のない空を見上げる
過去に縛られた羽では
飛ぶこともできずに
ただ欠けてゆく月を見つめる
流れ消えた友の星を
送る「さよなら」の辛さ
何もない空にひとつ
いつか見た月が浮かんだ
飛べなくなった鳥を
包む「さよなら」の温もり
何もない空にほら
消えていた星も戻った
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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