|
|
|
青いビニールカサ
|
作詞 恋羅 |
|
君につきつけられた青いビニカサ
同時に心にも何か差し出された気がした
雨雲で曇った空も
青いビニール越しにはとても美しくて
雨の澄み切った匂いをのせた風に
私の髪も、心もおどった
カサをたたく雨の音も
全て私の鼓動と重なって
一日経って晴れた空
この快晴の空の下
この街に君はもう居なくて
ひとつだけ空いた教室の机
うっすら残る黒板に書いた相合傘の消し後
なにもかもが君の存在を刻んでいるのに
晴れた中、青いビニールカサを持った手は
何故だか少し、寂しくて
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|