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童話の住人−白雪姫−
作詞 風花(かざはな)
白い肌 黒檀色の髪 血の様に紅い唇
皆を惑わす美しさ 彼女は童話の住人です
さぁ皆 気をつけて 白雪姫がやってくるわ
キラキラ美しい裾ひるがえし 薄い微笑を貼り付けて

ある日女王は気付きます 彼女は国を食い尽くす
男も女も 子どもも大人も 彼女の為に尽くし 果てる
狩人は彼女の手を引き 深い森のさらに奥 彼女に死を突きつけました
しかし彼女は美しく 美しすぎて 死の矢じりは狩人へと 飛んでいきました

黒曜の瞳 伸びた四肢 真珠のように輝く歯
皆を狂わす美しさ 彼女は童話の住人です
さぁ皆 逃げるのよ 白雪姫は生きているわ
くるくる変わる表情で魅せ あまたの心を鷲づかむ


小人の家に住み着く姫 そこはすべて自給自足
しかしその美貌を使い 小人を虜とさせました

『生きている』と女王は嘆く
このままでは国が滅びる たった一人の少女によって
女王は一つの破滅を持って 娘の元へと急ぎました
それは小さな一つの林檎 姫の唇のように 緋色で甘く、すこし苦い罪の味


姫は林檎を口に含むと ぱたりとその場に倒れました
女王はあまりにあっけなく 娘を死に追いやった
姫の瞳を覗き込み 心の深淵を覗きました

あまりに黒い 闇渦巻く心の為に 女王の心は蝕まれます
娘殺しの罪 姫を産み落とした罪 
罪の味の林檎を手に取り 一口カシリとほお張りました−


死してもなお 人を惹きつける白雪姫
その生まれ持った魔性の力に どの王子が逆らえるのでしょう
一人の王子が彼女にキスを落とします
姫は王子をじっと見つめ 心を砕き 自分に酔わせ
まんまと后になりました

小鳥のついばむ声 絹のような肌 艶めいた闇うずまく心
皆を狂わす美しさ 彼女は童話の住人です
もう誰も 逃げられない 白雪姫は微笑をうかべ
貴方の心を引き裂き 狂わす 生まれ持つ魔性の力

甘く艶めく彼女の世界 それはすこし悲しい物語

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歌詞タイトル 童話の住人−白雪姫−
公開日 2004/11/08
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コメント ダーク白雪姫(笑童話の住人シリーズ続けて行きたいですv
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