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錆
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作詞 水無月あげは |
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誰からも必用とされていない
いつだって独りきりなんだ
そして存在意義を問うても
答えなど何処にもない
寂しさをとうに通り越して
何だかわからなくなった感情
凍える夜は遠くの灯を見て
瞳に涙溜め込んでいる
誰か教えて ここにいても良いの?
世界の中 何時だって何処だって
僕の居場所は見つからないまま
愛に飢えたこの身は錆付いた
孤独の固まりとでも言おうか
蛇口の水もとだえたんだ
電話回線なんてとうの昔に
最後にかわした会話は何?
壊れた瞳はもう何も見えない
まだ世界から消滅できないままでいる
八方塞がりの路地に迷い込んだ
死にそこないのできそこなだ
こんな僕は誰の眼にも触れずに
朽ち果てるのをただ待っている
世界の中 何時だって何処だって
僕の居場所は見つからないまま
愛に飢えたこの身は錆付いた
孤独の固まりとでも言おうか
そして今日も消滅できなくて
こうして此処に存在している…
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