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「 」<からっぽ
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作詞 千笑 |
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夕立の上がった
夕日に照らされる道
あるのは背丈の同じ影と
水溜りだけだった
あたしはあの道に
一体なにを落としてきたのだろう
雨に降られて色が落ちて
あたしの目にはもう映らないよ
落としたものの代わりに
誰かへの想いで溢れていた心
名前も笑顔も忘れた
誰かの想いも消えた今
あたしの心はからっぽ
このからっぽな心に
誰がなにを入れてくれるの?
なにを詰めこんでくれるの?
もう一度誰かへの想いで埋めてくれる?
心の中でヒマワリが揺れてる
いつか枯れてしまっても
たくさん種をつけてくれる
あたしの心はヒマワリで溢れるの?
それとも水溜りが大きくなるだけ?
夕日に照らされた道
あるのはひとつになった影と水溜り
そしてからっぽなあたしの心だった
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