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シーラカンス
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作詞 aiko |
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十五年開けてなかった引出しを
開けてみた
記憶にあるようなないような
どこか不思議な絵本が出てきた
それはシーラカンスが誰もいったことのない
旅に出かけようとする話だった
見た目グロテスクなシーラカンス
絵本の中のシーラカンス
どうしたか気を引きつけられて
やがて小さな想いがうまれた
なにを思ってるのかシーラカンス
何で光の速さで旅をしてるの?
秒速30万キロの秘密を・・・
ねえ 教えて わたしに教えて
時間を止める旅をするって言ってた
分かるような分からないような
どこかロマンティックなのが胸の奥で動き出した
それはシリウスも遠い彼方へみえなくなり
時間はゆっくり止まりだす
だんだんシーラカンスが近づいてくる
絵本の中と現実と違う世界
だんだん どうしようもなかった境目
ねえ 消えてゆく 同じになってゆく
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