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赤い靴。
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作詞 蜜花 |
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そこの角を曲がったところ
ショーウィンドウに赤い靴
欲しくてたまらなくて
毎日眺めてばかり
なのにある日突然
あの靴はなくなってしまった
どこを見てもなくて
きっともう誰かのもの
もうずっと前から見てたのに
こんなことになるなら
すぐにでも手に入れれば良かった
あたしには似合わないかもなんて
今考えればただの言い訳ね
それからしばらくして
あの靴をはいたあの子を見た
きらきらした笑顔に
良く似合って見えた
勇気がなかっただけなのよ
こないだまでそこにあったのに
確かにあたしの方を向いていたのに
手を伸ばすのが遅かった?
その笑顔はもうあたしのものじゃない
あたしに残ったのは
拭い切れない後悔と
忘れられないあの笑顔
その笑顔はもうあの子のもの
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