|
|
|
現実
|
作詞 恋風 |
|
飛行機から下を見ると自分が、人間が、どれだけ
小さいのかを思い知らされる
私がここに居て、意味があるのか
私は居ても居なくてもどちらでもいいのではないのかと
宇宙はとてつもなく広い
そこに数え切れないほど浮いている中の
たった一つの星に住んでいる見えないほどの
小さな生物が死んだって
別にどうもしない
それでも地球は回りつづける
あんまりにも人間がちっぽけすぎて
悲しくなる
もっとも〜〜っと大きくなって
地球でキャッチボールをしたい
虫取り網いっぱいに星をとって、宝石箱にしまうんだ
太陽をコンロがわりにケーキを焼いて
宇宙の果てを見ながらコーヒーを飲む
ちょっといたずらして、
太陽系を少しはやくまわしちゃえ
そして宇宙から飛び出して
別の世界へと遊びに行く!
・・・全部・・叶わないんだよ
夢の夢でもこんなことできっこないんだよ
あきらめるとかそんな次元じゃない
絶対に 無理なんだ・・・・
夢見る暇もなくこの小さい体に
重たい現実がのしかかる・・
小さな体に大きな現実
その現実ぐらい体が大きくてもいいでしょ?
現実は、ずるい
振り子のように、いくらはじいても
またここに戻って来る
けして逃げられない
|
|
|