|
|
|
デキルデキナイ。
|
作詞 裕樹.k |
|
その呟きは、苦しんでいるわけではないのか?
笑う顔に影など見えないが
投げやりな台詞は、無理をしている証(アカシ)じゃないか?
体の軋む音は空耳か
人の顔色だけ伺って、
表向きの感情をコントロールするのに慣れたのは、いつからだい。
(ふいに助けてほしくなる
コントロールするのをやめる
そーすれば、ほら
逆鱗に触れて嘲笑を受けて、心のうちでなじられた
そーすれば、ほら
もっと、もっと深く、傷をえぐってしまった)
やっぱり、傷つくのは一人で沢山だと思うから
君のイラナイ気持ちはとりあえずでも引き取っておこうか
少しでも笑えるなら、何でも話すと良い、ただ黙って、聞いてるから
じっと、耐えて、笑ってるから、何でも吐き出すと良い
呟いた一言に、どんな効果があるか知っているか?
ピュアな君は僕に話す
投げつけた台詞が、どんなふうに人をえぐるか解っているか?
不器用な君は僕に話す
この僕が全てを受けようか、
その痛みもなにも、訳は知らないが、図々しいかい。
(苦しみは僕が受ける
悲しみは僕だけが呑み込む
そーすれば、ほら
君の顔が寂しげに、歪むことだって少なくなるかな
そーすれば、ほら
その、君の涙だって、僕のに変わるだろうか)
自分が苦しむことでしか、救われないのかいデキソコナイ
自虐的、マゾヒスト、笑ってそういう君達は、デキル人間なのか
デキソコナイの気持ちは、デキソコナイ自身にすら解らないらしい
その姿、だから苦しい、狂おしい、何を感じる?
デキソコナイは僕か。
|
|
|