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白い吐息
作詞 波濤
騒いだあとの街は
急にひっそり息を潜める
白い魔物に包まれて
眠りにつこうとしている

等間隔の街路灯だけが
未来と過去を淡く照らす
ネオンサインも消え去り
かすかな光頼りに

君の手を離さないよ
けむりの中で立ちすくんでも
僕等は僕等の愛の形
自ら見つければいい


寂れた路地裏の
行きつけの古い喫茶店
ただ時間を潰して
夜が明けるのを待っている

冬は音なく容赦もせずに
全てを白に変えてしまうんだ
2人で探し出せるかな
僕等の理想の場所を

東の空が白んでる
少しずつ街は動き出している
正確に時を刻むように
同じ1日が始まってる


白い吐息に怯えて歩く
たとえ朝を知らせようとも
渡り鳥の群れ見つめて
「羽があればいい」
また戯言を繰り返す


君の手を離さないよ
けむりの中で立ちすくんでも
僕等は僕等の愛の形
自ら見つければいい

君だけを離さないよ
いずれ引き裂かれる運命でも
今は抱きしめていたいよ
流れゆく時の狭間で

君を離さないよ
僕等にとって大切なのは
「今」という現実なんだ

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歌詞タイトル 白い吐息
公開日 2004/10/09
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コメント 冬が近いので2人の恋の熱さと雪の冷たさを対比した感じにしてみました。
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