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花の名前
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作詞 キリノ ユウリ |
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あたしが生まれたとき
ママが名前をつけたの
願いをこめて
花の名前を
似合わないからきらい
あたしだってわかってた
道ばたの草
それがあたし。
ああなんで空は高いんだろう?
せめて、この手を伸ばしたいという 願いさえ
叶うことはないのかな
あたしの存在がアスファルトにかくれてる
きっとだれかの足に踏まれても
気付かれずに消えてく
あざやかには咲けない
それは明日になっても
変わることはない
そう思ってた
ママを少しうらんでた
だけどあたしその名に
たった少しでも
意味が欲しいと
太陽見つけたらそう思えた
あたし、見上げるだけでちゃんと空見てなかった
他人(ひと)の想いなんて
大抵誰も気にしないそう知った
小さく咲いた花が枯れても
その花が咲いたことすら
叶うことはないのかも
あたしの存在はアスファルトにかくれていて
それでもきっとだれかに踏まれても
咲きたいとまた思う
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