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1つの恋
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作詞 ひろき |
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今年も終わりを告げ何にも変わらない奴らが集まりいつものように夜を騒ぐ
思い出話に火がつけば笑いはいつの間にか涙に代わり辺りを滲み出すだろう
そろそろ雨も雪に変わり街を虹色に染め出す頃
君が隣にいないのが切なくて
遠い過去に忘れてしまった君という存在を
今確かに後悔という言葉に代わっていた
わかってるのに思ってしまう
忘れたいのに消せない何気ない言葉
おはよう おやすみ さよなら
唯それだけでも幸せって言えてた
今君は何をしているんだろう?
去年の「新しい誓い」いつの間にか消えてカレンダーだけ新しくなっていたね
笑いながら生きたいなんて気障な言葉ばかり並べていても空しさが傷にしみる
時折見せた君の寂しい目を忘れる事は出来なかった
作り笑いの上手い君も好きだったんだね
君の好きだったコロンはまだ机の奥で眠っています
戻らないのに期待する 電話が鳴れば君だって思う
沢山の人ごみの中で生きる君の事を思うよ
だけど 忘れないでくれ
ため息のように空に消えないように
今君は誰と一緒なんだろう?
自分の決めた道だって何度も言い聞かせたどり着いたところは皆同じだった
親離れ 上手くなった嘘の付き方で毎日を楽しく過ごしてたのかもしれない
言葉の壁や胡散臭い甘い言葉の中で
確かに君を探していたのかもしれない
独り飛び出す雨の中で立ちすくむ君を思いながら
帰って来ないのをわかってるのに 別れの最後に
またね
笑顔がいつの間にか泪でぬれて でもそれもまた1つの恋でした
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