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お母さん
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作詞 亜祈 |
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叫んだ
母さんなんて大嫌いだ、気持ち悪いと
言ったあと後悔した
お父さんとお母さんは
リコンっていうのをするの
まだ7歳だった私に母さんは言った
それってなに?
そう聞いても答えてはくれなかった
それから母さんは
知らない男を家に連れてきた
初めは友達だって言った
私は信じてた
まだ10歳だったから・・・
それから4年たった
その男は夜は必ず家にいるようになった
違和感なんてなかった
だって小さい時からいてるものだったから
その日男はいなかった
母さんは夜に家を出て行った
相談事があるの
それだけ言って出て行った
帰ってきた母さんは
子供が出来た
お母さんはあの人の子供がほしい
私に向かってそう言った
誰の子なんて聞かなくても分かるのに
何度も何度も
狂ったように私は聞き返した
脈が早く打ち始めた
気持ち悪くなった
信じられなかった
叫んだ
母さんなんて大嫌いだ、気持ち悪いと
ショックを受けた母さんの顔が
今でも鮮明に
浮かび上がってくる
言ったあと後悔した
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