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引きこもり
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作詞 チャグ |
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世の中はクズだ 自分はクズだ…
どうしようもない もういい…
むかつく 喜べない…
楽しめない 笑えない…
誰かを思いやることも 信じることもできない…
何処へも行けない どうすることもできない…
だんだん自分がダメになっていくのを感じながら
ひたすら僕は休み時間を本を読むことで費やした
大好きな物語に入りこんだ
周りの音が消えていく 周りの声が消えていく
僕がすべきことはできる限り“目立たない”こと
今じゃ何もしていないことほど目立つ人はいないと考える
平静を装う僕の顔の奥で
必死で耳を傾ける僕がいる
誰一人僕を見つめてはならない
誰一人僕は見つめてはならない
その条件のもと進められていく生活にストレスは幾度となく限界を感じた
激しい悪寒と怒り
笑う自分の目に浮かぶ涙は可笑しいからではなかった
人を誰かまわず憎みたかった
誰からもなにも思われまいと思った
そうして出来上がったのは
何十にも重なった仮面の奥にいる僕自身だった
みんなの前ではとにかく何かをしていればいい
友の前ではとりあえず笑っていればいい
そうすれば他の人たちには何も影響を及ぼすことなく同じ毎日が続くだろう
そうすれば安全だろう
ひたすら今日も仮面をかき集め
皆の前でただのクラスメイト
ただの在学生として過ごす
皆が忘れていくのも時間の問題
もはや今さえ忘れているかもしれない
それが安全それが現実
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