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二つの世界の狭間で
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| 作詞 桜咲 鈴 |
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雨の中 私はあなたの前に立った
石にあなたの名前が刻まれた前に
雨で周りにある似たようなモノもぬれていく
私はそこで独り歌を歌う
昔あなたと一緒に歌った歌を
雨の音と声が冷たい夜に響く
もうすぐあなたの世界に行ける
ずっとあなたの傍にいれるんだ
けど私は迷ってる
あなたに逢えるのは嬉しいけど
あなたと同じくらいに大切な人が
こっちの世界にいるんだ
私はどちらを選べばいい？
あなたはどう思いますか？
雨の音 私の声がかすんでいった
遠くから聞こえてくる雨をはじく音
少しずつその音が私の方へ近づいてくる
私の所だけ突然雨がやんだ
周りはまだたくさん降っているのに
見上げると水色の傘 隣りには彼がいた
「紹介するね。私の大切な人だよ」
雨に濡れていくその人の顔は
他のモノも流れていた
心配と安心が混ざった雨
私が顔をふせた時 視界の端で
彼が笑った顔が見えた
私を迎えにきてくれたの？
あなたはどう思いますか？
雨がやんだ 空が晴れていく
あなたが笑ったから
あなたも安心したのかな？
私の声は聞こえましたか？
私は彼とココにいるね
あなたを忘れず歌い続けるよ
今も空で輝くあなたのために
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