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空虚
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作詞 翔恵 |
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罪だけを数えるならば
このガラスの上を歩いていこう
血しぶき上げて
悲鳴を上げて
手錠を求めて
束縛されて微笑む私を手にかけて
意味だけを数えるならば
この崖の上を歩いていこう
腕を掲げて
叫びをあげて
棺を求めて
開放されて苦しむ私を手にかけて
十字架を下げる首元に
花を咲かせよう
両手いっぱいに最期の花を
踏み外して落下する
狂喜に満ちたこの手は何も掴まない
鈍く光るナイフは花咲かせ
水の上をすべるだろう
赤だけを数えるならば
この世界の上を歩いていこう
弾を詰めて
拳銃を上げて
生滅を求めて
全てを捧げる私を手にかけて
花を咲かせて 悲鳴を上げて
花を咲かせて 血しぶきを上げて
花を咲かせて 棺を求めて
花を咲かせて 生滅を求める
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