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贈る為の唄
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作詞 わにっ子 |
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楽に解けそうも無いわ
今まであった中で一番難しい人かも
理由も無くあたしを使って
信用できるとおだてたくせに
次の日には嫌われてたあたしに唄を
嫌われたくないわ
垂れ下がった耳ももう元には戻らない
足の爪も伸びすぎて靴下が破れかけている
破れたページの話も今ははっきり覚えていて
鉛筆にキャップをし忘れて
芯が折れたのを誰のせいにしようかと
夢に見たあの笑顔をいつ見られるのかと
楽にしていられそうも無いわ
今まであった中で一番人使いが荒い人
あたしにだけ笑わなくて
だけど涙も見せなくて
次の日には会いたくないあたしに唄を
無くしたりしない、この想い。
例え全宇宙を敵に回しても
ラッキーなことなんて今迄一度も無いけれど
その分些細なことが酷く嬉しいの
そっちの方が良いのかもって、小さく笑う
ゆっくり眠っていられそうも無いわ
誰よりも他人のこと見てる人
その茶色い瞳に映すのが
夢でもなく雨でもなくあの子であるように
諦めきれないあたしに唄を
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