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voice
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作詞 鈴鳴琴音 |
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掴まれた手が痛いくらいに熱い
泣き出しそうになるのをこらえて
私はそれでも歌うでしょう
窓越しにでも眩しすぎる空
目を瞑りたくなるけど逸らせなくて
ゆっくりと やかれていく
ねぇ 一体どうすればいいの
その手を放して 私を行かせてよ
泣き顔なんて見せたくないの
せめて声が震えないようにと
速く走れないこの足がもどかしい
息切れするのを必死で止めて
私はそれでも歌うでしょう
ガラス越しにでも聴こえる声
耳を塞ぎたくなるけどできなくて
ゆっくりと 刻まれていく
ねぇ 一体どうしろっていうの
もう歌わないで 私を眠らせてよ
何もかもなんて見せられないの
せめて声だけでもというのなら
なんて響く歌なのだろうと
この眩しすぎる空に ゆっくりと
やかれるように 刻まれるように
響いていく
貴方の声に掻き消されそうでも
掠れてしまった声を張りあげて
私はそれでも歌うでしょう
私はそれでも歌うでしょう
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