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雨男
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最終投稿日  2017.03.17
自信作/最新作
卒業
作詞  雨男

少々お待ち下さい
別れの言葉を並べる際
とめどなく栓無きように
泣くように言葉が不器用に
上手く伝えられるかわからないけど
上手く語ることさえもかなわないかも
それでも思い出す花火模様
最寄りの川に映る丸いシャボン

遠くに行くのはわかってる
夢を追いかける風は春
暇なら思い出すくらいでいい
それぐらいがちょうど良い
時には折れることもあるだろう
心がすり減っていく熱と磨耗
支えにしろとは言わないが
確かにある ここに故郷と愛は

「さよなら」の別の言葉を
探し抜いたところで僕は
君にきっと言わないだろう
「またね」ってそのときは
ほら電車がきた 桜纏って
明日はって未来へ進む君へ
「またね」ってそのときは
言わせてもらうよ

真夏の浜辺 海の見える丘の向こう
錆び付いた自転車を押し歩いた旅行
日常茶飯事に起きる口論
珈琲淹れては忘れ朝まで語りあおう
燻らせたアロマにぎこちない恋の相談も
今となっては赤っ恥 笑い話にしようよ
僕たちは間違いなく
青春をしていた悔いなく

「すまない」のたった一言を
悩み抜いて放った君の
発車する汽笛の中続く
「またね」って閉まるドア
ガラス越し春一番吹いた
不意な不必要な謝罪なんて
「バカめ」ってこのときは
上手く笑えていたか?

「さよなら」の別の言葉を
探し抜いたところで僕は
君にきっと言わないだろう
「またね」ってそのときは
ほら電車がきた 桜纏って
明日はって未来へ進む君へ
「またね」ってそのときは

(再開を楽しみに
いつかのノスタルジー
笑い語り合いたい同志)

またね
ありがとう
またね
元気で

(おいおいみっともない
人生の旅路
スタートラインなのに泣きじゃくる親友に)

「またね」ってそのときは
言わせてもらうよ

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卒業後、上京する君へ