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朱色
作詞 チャる
飾り気のない時間を
色づけながら駆けた日々
眠れない夜はいつも
寄り添い合ったね

昇る朝陽が煌めき
冷たい風が髪を撫でる
不純さを連れた季節
貴方も染まって

綺麗な思い出が淡くなっていく
空を埋め尽くす星が朝に溶ける

変わらない何かを
確かめ合ったことや
胸の奥で瞬き続けた
焼けるようなこの想いは
嘘にはさせたくない


白く冷たい結露が
重ねた罪の影を映す
仕草から嘘が香り
心が軋んだ

不安の足音に耳を塞いでも
指の隙間をくぐり抜けるばかり

止まらない悲しみ
数えるたびに深く
傷が痛み真っ赤に爛れる
悪夢ならばまだよかった
夢だと笑えるから


ねえもう無理して笑わないで
私のことは置いていって
出会う前のように戻るだけだから

我が儘な私は
求めてばかりいたね
愛の意味も知らない癖にね
これで二度ともう会えない
貴方を忘れないよ

変わらない何かを
確かめ合ったことや
胸の奥で瞬き続けた
焼けるようなこの想いは
嘘にはさせたくない

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公開日 2018/10/01
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カテゴリ 紊掩
コメント 別れを決意しながらも優しい彼はそれを言えずにいて、それを察した彼女から別れを告げる悲しい詩です。
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