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ティーンエイジャー
作詞 ろいろい
酔い潰れている夜の街を 窓の前座って見つめている
僕は未来を背負いすぎた 僕は希望を抱きすぎた
所詮は只の一人のヒトであり 特別でもなんでもない
蟻みたいに従順に列を乱さぬ 大人げない大人を睨んだ

「お前はこうだから」「あんたはああだから」
「俺と似てるよな」僕は何なんだ
自分にしか分からない あいつにしか分からない
僕は何なんだ 僕は誰なんだ

誰かにまた誰かに形造られて
夜も明けぬ真っ青な春の夢
ベランダに出て靴を脱いだら
虚し悲しの風を仰いで
強さも美しさもなくさないように
辛い思いばっかり増やしすぎた
ありもしない翼を広げ飛んでも
今更誰も咎めないよな

溜息溜め込む朝の街を バスの中呆けて見つめている
僕は夢を背負いすぎた 僕は愛を背負いすぎた
たまたま生まれて生きてるだけで 選ばれたわけでもない
蟻みたいに従順に列を乱さず大人になれたならそれでいい

「お前はこんなんだ」「あんたは悪い子だ」
「俺に逆らうな」僕は何なんだ
自分にしかないもの 誰かから奪ったもの
「ごめんなさいは?」「ごめんなさいは?」

誰かにまた誰かに造り直されて
暗闇で光る僅かな青さ
ベランダで一つ歌うたえば
怒り叫びの雨を降らせて
強さも美しさも溢れないように
噛み締めた唇に滲んだ赤
ありもしない翼ひたすら信じて
咎められてももうやめないんだ

アスファルト、足を冷やして笑う
できるもんならと見縊る黒いカラス
幼いから、なんてそんなものに押し嵌めて
僕を馬鹿にしたのは誰だ
大人になれば我慢出来る?偉くなれる?
逃げ出したい 逃げられない 足枷が手鎖が
邪魔だ 解きたくて仕方ない みだりに騒いだ
こんなことまでして 汚くなるなら
生きている意味さえ 分からなくなるよ

だけど夢があるからには生きないといけない
僕の夢を誰かに奪わせなんてしない
明日を恨みながらも こんな小さな翼は捨てて
歌って

歌って

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公開日 2017/12/01
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コメント 中学生の頃を思い出した。
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