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君の夏とりんご飴
作詞 カンチ
夏休みになれば
君はここに帰ってくるけど
夏休み終われば
もう今年は会えないのかなぁ

今は流石に慣れた 大学生活と
君が居なくなった この街の曇り空
会いたいと思ってた少し暗い夜道
5月と6月はただ心細くて
7月下旬の空を 共に見上げた時
吹き抜けた風は 2人を引き裂いて

夏祭り終われば君と もう
会えなくなるのが僕の運命
心とはいびつなりんご飴
夏の陽に溶けてゆく

今は流石に慣れた とはいえ寂しいと
君が居なくなった今 僕は呟くだけ
取れたての免許で 1人ドライブ
たまたま流れた曲が君を想わせる
メールするにも何故か 送るのが怖くなって
「頑張れ」とただ一言 だけどそれが全て

夏祭り大人になれば もう
楽しめないと思ってた
浴衣着たあなたは夏の雪
夢のように溶けてゆく

夏祭り中は片想い それでもいいと思った
君がせめてここに居てくれるなら
だけど やがて遠くに去って行く

夏祭り 終われば僕はもう
ここから遠距離片想い
心とはラムネのビー玉で
上手く口から出せない

気持ちがかげろうに溶けてゆく
君の夏の片隅で

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公開日 2015/08/02
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