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black winter
作詞 YAMATO
雪の降る白い道 二人分の足跡
町中の人混み 重くも軽い足音
繋がれた手と手 伝わる温かさ
吐息が交わって 君の顔を覗く

窓を眺めて 描き出す空想に
自分の隣を歩く あの子が登場
動かした目線の先に 彼女がいて
起こり得ない現実を 少し憎む

曇り空は 雪を落とさない

寒いだけ 痛いだけ
そんな冬の日
一人っきり 独りぼっち
滑る道を歩く


誰かの誕生日 町中のラブソング
派手な装飾 人混みは男女の組ばかり
繋がれた手と手 感じる虚しさ
吐息は流れ去り 僕は顔を伏せる

曇り空は 光を通さない

現れない 輝かない
そんな冬の陽
孤立して 孤独で
手と手を擦らせる


あの子は 知らない誰かと歩く
手と手を繋いで 人混みへと消える
町中の煌めきが 煩わしくて
僕は誰とも会わず 黙って家に帰る


寒いだけ 痛いだけ
そんな冬なんて
望んでない 求めてない
手が一人分しかない

一人っきり 独りぼっち
前と同じ冬
足跡も 足音も
僕のだけしかない


夢を見る度 朝を待つ度
孤軍奮闘 夜の寒さを耐える

鏡を見る度 外へ出る度
孤立無援 独りの痛みを耐える



そんな冬の日 今度も迎えた

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公開日 2014/10/01
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コメント 寂しさ。悲しさ。切なさ。何度、耐えればいいだろう。この震えは寒さのせいだけかな。なんて、ちょっと気色悪い唄を作った。春夏秋冬と全て書き切るために頭をひねりました。ねじりました。
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