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黒ネコ
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作詞 タテガミ |
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放課後君と歩いた夕日が綺麗な川沿
小さな箱に小さく命を叫ぶ子猫を見た
君と二人で見つけた小さな命
君は優しく笑って抱き寄せたね
きっと きっと子猫は想う
I want you to be with me.
そばにいて。
二人で秘密に育てよういつか
一人でも生きてゆけるように
約束した初めてのあの日
交替であったかいミルクをあげて
ひどく体が冷たいときは
両手で優しく包んであげて
ほっと息をもらして
命の重さを感じてた
君にとってこの時間は
この子の命を繋ぐ時間で
わたしにとってはもう一つ
君と居られる唯一の時間
ほらね、君はまるで黒ネコみたい
どんなに近くにいても
絶対絶対なつくことはない
気持ちさえ届けばいいのに
捨てないでって眼が云うのに
君はわざと離れてく
冷たい雨が降る冬の夜一人
あたためたミルクも冷めてしまうほど
白い息をもらしてあの場所へ歩く
何日待っても 何回此処へ来ても
大きくなった子猫は
もう帰って来なかった
一人で生きてゆけるんだねって
安心の裏に寂しさが
なんでだろう 胸の奥が締め付けられる
笑って見送りたかっただけなのかな?
それじゃ嘘だ。
だって だって君も居ない
I want you to be with me.
いかないで。
ほらね、君はまるで黒ネコの様
どんなに時を重ねても
絶対絶対なつくことはない
無理だって分かってるよ
でも切ないよ
ここにいてって眼が云うのに
君はわざと離れてく
この両手が行き場を無くして
自分の心臓(むね)の音だけが
大きく想いを語ってた
ほらね、君は黒ネコみたいに
どんなに近くにいても
絶対絶対なつくことはない
気持ちさえ届けばいいのに
捨てないでって眼が云うのに
そばにいてよ すてないでよ
私は此処にいるよ
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