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10月コントラストの講義会
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作詞 条峙 |
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追い風が止まないような日々を求めて空回る現実
仲間と思ってた友もいつの間にか敵対化して
溜まるフラストレーション
今朝発展した口喧嘩は元々あった溝を深めただけ
虚勢を張ることばかり上手くなっていく
逃げるポジティブシンキング
業務が終わって歩く街路樹の讃える道
なんだか寂しくなって鳴らす文明の利器
耳の許容範囲を揺らす爆音
目の守備範囲を占める夕暮れ
「情けなくったって、それでもいいじゃないか」
10月の風景が笑ってる
優しさでの包み方を教えてくれた親は今や遠い町
青春を分けた友もいつの日からか疎遠になり
生まれるアイソレーション
逃げ場所がなくなって追い込むのは自分
強さを維持することにばかり躍起になってた
耳の許容範囲を揺らす爆音
目の守備範囲を占める夕暮れ
「立ち止まったって、それでもいいじゃないか」
10月の風景が笑ってる
しゃがれた声と重低音と人工物と大空のコントラスト
奔走するあまりランニングハイになる五感のそれぞれ
耳の許容範囲を虐める爆音
目の守備範囲を貶める夕暮れ
「強さに疲れたなら、素顔になってみろよ」
10月の風景が笑ってる
俺も笑ってる
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